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2004/05/31

ワーキングメモリ

 記憶の達人でも五つくらい重なると最初の課題を忘れてしまう。メモを見ても思い出せない。名前を覚えるのとはまた違う記憶の壁を感じる。
 それがワーキングメモリ(作業記憶)と呼ばれる、記憶の一種。
 課題をやり遂げるまでの間、必要な過去の記憶を呼び出しながら、次々入ってくる新情報をキープするのがワーキングメモリ。工作中に道具や材料をいっぱい並べておく作業台みたいなものだ。十人と同時に話せたという聖徳太子はさぞワーキングメモリの容量が大きかったのだろう。
 ワーキングメモリに深く関与しているのが、おでこのすぐ裏側にある前頭連合野(ぜんとうれんごうや)。ここに傷害を受けると、記憶も想起も出来るのに、会話や問題解決など人間らしい行動が出来なくなることがあるとか。普段意識することは少ないけれど、ワーキングメモリは大切な「もう一つの記憶」なのだ。
 電話で聞いた数字やカタカナの社名は、取り次いだ途端、見事に消えてしまう。これが短期記憶で、小学生時代がピークでおよそ10個、大人では7つが限界とも言われている。確かに長ったらしい社名は取り次くまでの何十秒か持ちこたえるのもキツイ。
 たったの7つ…と情けなくなるが、意味のない記号や数字は「すっと忘れる」ことも大事なのだそうだ。100の位の計算をしている時に、まだ10の位の繰り上がりを覚えていたらややこしくって仕方ない。

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