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2004/08/11

病に克つ! 適応障害1

 宮内庁は、皇太子妃雅子さまの病名を「適応障害」と公表した。医師団の見解によると、皇太子妃という特別な立場、懐妊や流産をめぐる問題、公私の区別をつけにくい多忙な生活に伴うストレスの結果、不安や抑うつ気分が現れたのだという。
 一般的に適応障害は、ある環境にうまく適応することができず、さまざまな心身の症状(抑うつ気分,不安,身体的な苦痛,対人トラブル,現実逃避など)が現れ、社会生活に支障をきたすものをいう。
 米国精神医学会が定めている適応障害の診断基準(DMS-Ⅳ)はこうだ。
①ストレスになる出来事から3ヶ月以内に精神面や行動に異常が現れる
②次のどちらかが当てはまる
(a)そのストレスになるような出来事にさらされると予想よりはるかに強い苦痛を感じる
(b)社会的な面や仕事の面で支障がある
③ほかの精神障害の診断基準を満たさない
④誰かと死別したために起こった反応ではない
⑤ストレスがなくなれば症状は6ヶ月以内に消える
 つまり、感情面や行動が混乱して普通の生活が送れなくなっているが、うつ病や神経症のレベルより軽く、明らかにストレスが原因ということだ。精神科では受診患者の約10%が適応障害と診断され、比較的よくみられる。
 治療は、原因になっているストレスを軽減することが第一で、しばらく休養して精神的エネルギーを回復するなど。カウンセリングも助けになる。補助的に抗不安薬や抗うつ薬を使うことがある。

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