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2004/10/05

乳がん1

 日本の女性に乳がんが増えている。年間の発生数は約3万人で、昨年は9805人がなくなった。乳がんの発生率は4年前に胃がんを追い越して女性のがんの1位になり、30人に1人は生涯のいずれかの時期に乳がんになるとされる。増加の原因は、脂肪分の多い食事が増え、未婚や高齢出産の女性が増え、初潮年齢の低下や閉経年齢の上昇したことなどが関係しているといわれる。
 一方、米国の女性の乳がん発生率は8人に1人、日本の4倍近い高率だ。その米国では1980年代に乳がんを啓もうするピンクリボン運動が盛んになった。行政や市民団体が啓発イベントを開催したり、企業がシンボルマークのピンクリボンをあしらった商品の売上の一部を財団や研究機関に寄付するなど幅広い運動を展開したのだ。その結果、乳がん検診(マンモグラフィ=乳房X線撮影による検査)の受診率が20数%から80%に向上し、90年代になって死亡率が減少するようになった。乳がんの発生率を下げることは難しいが、早期発見・早期治療が普及すれば着実に死亡率を減らすことが可能なのだ。
 日本でもピンクリボン運動が盛り上がってきた。今年も10月1日から「乳がん月間」がスタートした。各地で啓発イベントが行われ、ネットでは「Yahoo!」のトップページがピンク色になる(10月1日)、東京タワーをピンク色にライトアップする(10月3日)なども実施されている。

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