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2004/10/06

乳がん2

 市町村が行う乳がん検診はマンモグラフィ(乳房X線撮影)が主流になっている。以前は視触診が中心だった。医師が目で観察し、手で触診するものだが、これでは2㌢大のシコリを発見するのが精いっぱい。こうして発見された乳がんの治療後を追跡調査すると、自分で偶然に発見して治療を受けた場合の再発率と変わらず、視触診だけの検診は有効でないとされた。
 そこで2000年3月に厚生省(当時)は50歳以上の女性に2年に1回、マンモグラフィと視触診による検診を推奨し、昨年4月からは検査対象が40歳以上に拡大された。欧米では10年以上前から行われていた検査法が日本でも始まったのだ。乳房を意味する「マンマ」から名付けられたマンモグラフィは乳房専用のX線撮影装置だ。X線フィルムを入れた台と透明なプラスチック板で乳房を片側ずつ挟んで撮影する。片方につき1~2枚、両方で2~4枚撮る。大福を押しつぶすように乳房を挟むのは鮮明なX線写真を撮るためだが、痛みを訴える人が少なくない。これで数㍉の初期がんでも90%は発見できるようになった。2年に1回なのは、乳がんは比較的成長が遅いからだ。
 市町村の乳がん検診は、マンモグラフィと視触診を併用した場合、料金は1000~2000円前後。ただし、市町村の導入率は今年3月時点で6割ほど。自治体が未導入だったり、40歳未満の女性は、設備のある病院を探して受ける。料金は3000~5000円前後。

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