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2004/10/07

乳がん3

 マンモグラフィ(乳房X線撮影)で数㍉の初期がんも発見されるようになったが、12㌢程度の大きさなら自己検診で発見できることがある。マンモグラフィを使う市町村の乳がん検診は40歳以上が対称だが、20歳代で乳がんになる人もいるので、20歳を過ぎた女性は毎月定期的に自分で調べるといい。大きな鏡で見ながら乳房の形の変化、くぼみの有無、皮膚の色の変化に注意し、指先で触ってシコリを探す。乳頭から分泌物があれば要注意だ。
 シコリがあっても乳がんとは限らない。30~40代に多い乳腺炎は、月経前のホルモンのバランスの変化が影響してできる。授乳期にみられる乳腺炎は母乳が溜まりすぎて起こり、乳房に痛みや熱が出る。10代後半30代の若い世代に多い乳腺線維腺腫は固くコリコリしたシコリだ。
 いずれも良性で心配ないが、乳がん専門医で診断してもらう。検査は、マンモグラフィや超音波検査(エコー)である程度わかるが、細胞を採取して最終診断する。昔は乳房を切開して細胞を採取したが、今は、
①注射針で細胞を吸い取り顕微鏡で診断する「穿刺(せんし)吸引細胞診」
②局所麻酔して太い針で組織を削り取る「生検査(バイオプシ)」
③超音波画像を見ながら針を腫瘍に刺して吸い出す「マンモトーム生検」
など、患者に負担の少ない方法で行う。
 検査でがん細胞が見つかれば、リンパ節,肺,肝臓,骨などへの転移の有無を調べて治療方針を決める。

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