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2004/10/13

乳がん6

 男性も乳がんになる。そういうと驚く人が多いが、男性も小さいながら乳房や乳腺があるのだから、乳がんになっても不思議ではない。男性の発症率は女性の100分の1以下と少ないが、2001年には66人の男性が乳がんで亡くなっている。
 男性の乳がん平均年齢は60歳前後で、女性の乳がん平均年齢より5歳ほど高い。胸のシコリで気づくことが多いが、男性も乳がんになるという認識が薄いため、手遅れになりやすい。
 男性乳がんの検査は、女性と同様にマンモグラフィ(乳房X線撮影)や、注射針で細胞を吸いとって顕微鏡で調べる細胞診などで行う。治療法の化学療法や外科療法は女性乳がんと変わらない。
 男性の胸にシコリができるのは乳がんだけではない。たとえば、女性化乳房症といって、片方または両方の乳頭の下にボタン型のシコリができてふくらみ、服にすれて痛みを感じることがある。1万人に3人ぐらいの発生頻度で、主に50~70歳代にみられる。乳腺の肥大によって起こり、女性ホルモンの影響によると考えられている。
 男性は男性ホルモンだけでなく、少量だが女性ホルモンも分泌しているが、年をとると男性ホルモンの分泌が低下し、相対的に女性ホルモンが優位になり乳腺が肥大するのだ。男性ホルモン剤注射を週4~5回すれば縮小する。
 いずれにしろ検査をすれば診断が付く。50歳以上の男性はときどき自分の乳房を触ってみて、硬いシコリに気づいたら、早めに病院に行くことが大切だ。

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