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2004/11/09

味噌のことわざ

 あたたかい味噌汁がおいしい季節になりましたね。みなさんの家では、どんなものを味噌汁に入れますか?
・味噌を付ける
 失敗して恥をかくこと。また、面目を失なってしまうこと。昔は火傷をすると味噌を付けたため、味噌を付けている人はしくじった人とみなされたことからきた言葉です。また、味噌が器について見苦しいこととも言われています。
・味噌の味噌臭きは食われず
 熟成しきっていない味噌ほどいただけないものはない、というところからきた言葉です。むやみに専門家のようなふりをする人は、本当に専門の道に達した人ではない、ということ。また、そのような人は、人から嫌われるものだということです。
・味噌こしで水をすくう
 味噌こしで水をすくおうとしても、水がこぼれるだけですくえないことから、骨を折っても効果のないことのたとえです。
・医者と味噌は古いほどよい
 医者は経験豊富な年配者の方がよく、味噌は年月を経たものほど味がよいということから、何事も年月を経ているものは貴重だということです。
・手前味噌で塩が辛い
 自慢話ばかりするので聞き苦しいことのたとえ。また、自分の作った味噌なら、どんなに塩辛くても美味しいと思うことから、自分でしたことなら何でもよいと思うことのたとえです。

 味噌の歴史はとても古く、飛鳥時代や平安時代ともいわれ、日本人にはなじみの深い食べ物です。でもなぜか、ことわざではどれもあまりいい意味で使われていないのがミソですね。

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