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2005/01/18

病に克つ 肺炎2

「かぜをこじらせた」「かぜが長引く」「いつものかぜと違う」と思ったら、肺炎を疑う必要がある。肺炎は病原体によって症状が少し異なるが、一般的に、せきやたん、のどの痛み、ゼーゼーするなどの症状に続いて、38~40度にも達する高熱、食欲の低下、息を吸うときに強まる胸の痛みなどが特徴だ。胸の痛みは肺炎が発生している部分に感じられ、片肺のこともあれば、両肺のこともある。肺炎が広範な場合は、血液中の酸素が低下して酸素不足になり、動いているときはもちろん、安静にしていても息切れや呼吸困難を起こす。こうした症状があれば、すみやかに病医院を受診すること。
 肺炎は、胸部のX線撮影をすれば診断がつく。肺炎を起こしている部分が白く写るからだ。従来は、肺炎と診断がついたら病原菌を特定するための検査を行い、結果が出てから抗生物質を投与していた。しかし、今では患者の重症度や病歴から
1. リスクが低く外来で診られそうな肺炎患者
2. 心不全や慢性気管支炎・肺気腫(しゅ)の既往がある外来患者
3. 入院の必要な肺炎患者
4. ICU(集中治療室)への入院が必要な肺炎患者
の4グループに分けて、それぞれのグループに対応した抗生物質を一刻も早く投与することになっている。
 肺炎は発熱してから6時間を境に、抗生物質の投与が遅れると悪化し、病原菌の検査結果を待っていては時期を失しかねないからだ。それほど時間が大切なのだから、肺炎と疑われる症状が出たら、早急に診療を受ける必要がある。

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コメント

ん~とっても勉強になりましたφ(.. )メモメモ

投稿: せつ | 2005/01/19 02:18

 せつ さんコメントありがとうございます。
 私は、一昨年のこの時期、インフルエンザから肺炎になり、10日間ほど入院しました(^^;ゞ

投稿: kirio | 2005/01/19 19:35

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