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2005/01/19

病に克つ 肺炎3

 インフルエンザワクチンは普及しているが、あまり知られていないのが肺炎球菌(きゅうきん)ワクチンだ。肺炎の病原体は、肺炎球菌、インフルエンザ菌、マイコプラズマなどさまざまあるが、最も多いのが肺炎球菌で、肺炎球菌ワクチンはこれに対するものだ。ワクチンを接種すると絶対に肺炎にならないというわけではないが、肺炎にかかりにくく、肺炎になっても重症化を防ぐことができる。
 65歳以上の高齢者の慢性肺疾患患者にインフルエンザワクチンを接種したところ、接種しない場合にくらべて入院リスクを52%、死亡リスクを70%低下できる。さらに肺炎球菌ワクチンも併用すると、入院は63%、死亡は81%軽減できるという報告もある。
 米国では高齢者を対象に肺炎球菌ワクチンの接種が普及していて、65歳以上の60%前後が接種を受けているが、日本では高齢者のわずか2%に過ぎない。肺炎球菌ワクチンは1988年に承認されているが、普及が進まないのは、費用の問題があるようだ。全額自己負担で8千円前後かかる(脾臓(ひぞう)を摘出した人は保険が適用される)。1回の接種で5年間効果が持続する(現在、2回目以降の接種は認められていない)。
 特に接種が勧められるのは、
1. 65歳以上の高齢者
2. 心臓や呼吸器に慢性疾患がある
3. 糖尿病がある
4. 白血球の病気など免疫不全がある
5. 感染する危険が大きい老人ホーム居住者
など。扱っていない医療機関もあるので、事前に問い合わせを。

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