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2005/03/17

病に克つ! やけど2

 この季節に多いのが低温やけどだ。カイロ、あんか、電気カーペット、電気毛布、こたつ、温風ヒーターなどで起こすことがある。心地よい暖かさでも、44度で6時間、45度で3時間、46度で1時間半、50度では5~10分で低温やけどになるというデータもある。
 低温やけどの特徴は、最初は皮膚が赤くなる程度で痛みは少ないが、2~3日後に水ぶくれができたり、皮膚が崩れてくることだ。遠火でじっくりあぶるのに似て、皮膚の下の深いところまで損傷を受け、やけどの程度は最も深いⅢ度に達するケースが多い。
 低温やけどに気付いたら、水で30分程度冷やす。足なら流水で、背中や腰はぬれタオルをあてる。皮膚に赤みが残ったり、皮膚がブヨブヨして痛みやはれが治まらない場合は、皮膚科などで診察を受ける。治療は患部を清潔にしてフィルムドレッシング(被覆材)で密封し、自然治癒するのを待つのが基本だが、壊死(えし)した皮膚や皮下組織があれば切除する。いつまでも皮膚が再生しないときは、皮膚移植が必要なこともある。
 低温やけどは予防できる。こたつの中、電気カーペットの上、温風ヒーターの前などで寝ないこと。あんかや湯たんぽは、タオルにくるむだけでなく、厚手の袋に入れて滑り出ないようにする。使い捨てカイロは50~60度に達するので、肌に直接貼り付けない。靴用カイロは、酸素の少ない靴の中で適温になるよう作られているので、腰などに貼って使うと高温になる。靴以外では使わないこと。

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