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2005/04/22

病に克つ! パニック障害3

 パニック障害の治療は、薬でパニック発作を抑えながら、心理療法を併用して、最終的に薬を飲まなくても発作を起こさないようになることを目標にする。
 心理療法は、主に認知療法と行動療法が行われる。認知療法というのは、患者自身がパニック障害のメカニズムや治療法について理解し、発作が起こっても感情をコントロールし、パニック状態に陥らないようにするものだ。
 たとえば、胸がドキドキしてきたら、「またパニック発作だ。大変だ!」と慌てるかわりに、「今回の発作は、先週から薬減らしたせいかな、それとも仕事が忙しいせいかな」などと冷静に考えることで、パニックに陥ることを防ぎ、症状を軽くすることができる。
 行動療法というのは、パニック発作を恐れて人込みを避けたり、電車やバスに乗れなくなった人を、避けている場所に連れて行き、段階的に慣れさせるものだ。たとえば、電車に乗るとパニック発作を起こすため通勤できなくなった人なら、「家族などに付き添ってもらって各駅停車で1駅だけ乗る」→「乗車区間を少しずつ増やす」→「急行電車で同じことを試す」→「付き添いなしで急行電車の通勤駅まで行く」という具合だ。
 認知療法で発作に対する考え方を変化させ、行動療法によって発作に対する免疫力を高めていくのだ。こうしたリハビリ的な治療を行いながら、薬の量を減らしていけば、最終的には薬を飲まなくても発作が起きなくなる。治療は精神科や心療内科で。

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