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2005/05/04

正常眼圧緑内障1

「40歳超えたらNTGにゴチュ-イ」
 製薬会社のファーザーがTVで流している啓発キャンペーンだ。NTGとは日本語では「正常眼圧緑内障」と訳される。
 緑内障は視野の一部が欠け、その範囲が徐々に拡大して、長く放置しておくと失明に至ることもある。従来、緑内障は眼圧が高いために起こると考えられていた。眼球をゴムボールにたとえると、眼圧が高いということは、空気がいっぱい入ってパンパンにふくれた状態になる。そうなると、眼球の奥の網膜(視神経)が圧迫されて損傷し、視野が欠けたり失明に至ったりする。そのため、定期検診では眼圧を測定し、眼圧が正常なら緑内障の危険は少ないとされてきた。
 しかし最近、眼圧が正常でも緑内障になることが分かってきた。日本緑内障学会が00年から01年にかけ岐阜県多治見市で40歳以上を対象に行った大規模調査では、5.8%の人が緑内障と診断され、そのうち6割が正常眼圧緑内障だった。その調査をもとに推計すると、日本の40歳以上では、緑内障が400万人、うち正常眼圧緑内障は240万人いることになる。
 ちなみに、ファイザーが05年3月に40歳以上の8000人を対象に行った意識調査によると、98%の人が緑内障という病名を知っていたが、78%の人は眼圧が正常でも緑内障になることを知らなかったという。正常眼圧緑内障は、放置すれば確実に進行するが、早期発見、早期治療で進行を食い止めることができる。

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