« 慢性気管支炎1 | トップページ | 慢性気管支炎3 »

2005/06/21

慢性気管支炎2

 朝起きると、決まってタンが出るようなら慢性気管支炎が疑われる。正確な診断には検査を行う。
タンの色や量、細菌の有無を調べる喀痰(かくたん)検査、他の病気と識別したり、病状の進行を調べる胸部レントゲン撮影や胸部CTスキャン、ぜんそくや肺気腫と区別する呼吸機能検査などだ。
 慢性気管支炎と診断されたら、まず禁煙が厳命される。この病気は喫煙者に多く、喫煙で悪化する。初期に禁煙すれば、それだけで治ることがある。本人が吸わなくても、自宅や職場での受動喫煙によって症状が悪化することがあるので、禁煙に協力してもらう。
 治療は、タンがたまると息切れがしたり、肺炎を起こしやすくなるので、スムーズに排出させる去痰(きょたん)薬が処方される。タンのもとになる粘液を分解する酵素や粘液の分泌を抑える働きがある。あわせて、タンを出すには水分などの摂取が必要なので、ふだんから水分を多めに取る。内服薬を使ってもタンの出が悪いときは、薬剤を霧状にして吸い込むネブライザーを使うことがある。
 病気が進行すると、気管支の壁が厚くなり、空気の通り道が狭くなって、息苦しさを感じるようになる。その場合は、気管支拡張薬も使う。感染が加わると悪化するので、広範に効く抗生物質を使う。冬季の注意では、65歳以上の人や風邪をひきやすい人は、インフルエンザ予防ワクチンを接種したり、風邪がはやっているときは外出を控えることも大切だ。

|

« 慢性気管支炎1 | トップページ | 慢性気管支炎3 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11205/5357785

この記事へのトラックバック一覧です: 慢性気管支炎2:

« 慢性気管支炎1 | トップページ | 慢性気管支炎3 »