« あなたは何枕? | トップページ | 病に克つ! 水虫2 »

2005/07/04

病に克つ! 水虫1

 今年も水虫の季節がやってきた。水虫を持つ日本人は5人に1人。男女差はないが、年齢が高くなるほど比率が増え、60歳代以上では4割を超える。
 長年、水虫に悩まされ、市販薬を使っても治らないと嘆く人は少なくない。が、もう一度挑戦してみるといい。これまで医師が処方しないと使えなかった抗真菌剤(塩酸ブテナフィン、塩酸ネチコナゾール、塩酸アモロルフィンなど)と同じ成分を使った新世代の水虫薬が、2年ほど前から続々登場しているからだ。こうしたスイッチOTC(医療用成分を転用した市販薬)は水虫薬に限らず、胃腸薬や鎮痛剤などにも多い。
 水虫はカビの一種の白癬菌(はくせんきん)によって起こる。皮膚表面の角質層に含まれるケラチンという硬くなったタンパク質を栄養にして繁殖する。新世代水虫薬は、この白癬菌の細胞膜の合成を阻害したり、細胞膜を破壊することで繁殖を抑え、死滅させようというのだ。また、成分が角質層に貯留する時間が長いので、1日1回の使用ですむものが多い。
 水虫薬は、かゆみ止めを含んでいるので、かゆみは早々に消えるが、短くても3か月は使い続ける必要がある。白癬菌が住み着いた皮膚が新陳代謝で入れ替わる周期が3か月だからだ。しつこい水虫なら6か月から1年。じっくり構えて治療に望む必要がある。

|

« あなたは何枕? | トップページ | 病に克つ! 水虫2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11205/5357795

この記事へのトラックバック一覧です: 病に克つ! 水虫1:

« あなたは何枕? | トップページ | 病に克つ! 水虫2 »