« 病に克つ! 統合失調症2 | トップページ | 身体香るガム »

2005/08/26

病に克つ! 統合失調症3

 統合失調症(精神分裂病)の特徴は、本人がどんなに幻覚や妄想で苦しんでいても、自分が病気だと認めないことだ。だから家族や周囲の人が「最近変だぞ。病院で診てもらえ」と勧めても言うことをきかないどころか「こいつらも悪いヤツの仲間で、オレを病人に仕立てたいに違いない」などと妄想をふくらませたりする。
 本人の奇妙な言動を指摘して受診を勧めるのは逆効果なので、不眠やイライラ、体の不調など本人が思い当たることをあげて「不眠を治すために病院へ行こう」「体調が悪そうだから検査してもらおう」と勧めるといい。統合失調症は精神科が専門だが、本人が抵抗すれば、まず心療内科で診てもらう方法もある。
 家族や周囲の人が説得しても拒絶して受診させられないときは、入院治療の対象になる。その場合は無理にでも病院に連れて行く必要があり、無用な抵抗を避けるために兄弟や親戚、友人などの応援で人数をそろえて対応する。必要なら精神保健福祉センターや保険所を通して移送制度(行政職員が同行して指定病院に移送する)を利用する。急に病院に連れていっても入院できないことがあるので、事前に担当医と相談しておくこと。これを医療保護入院という。
 暴れて手がつけられず、緊急を要する場合は、警察に保護を頼んで病院に運ぶ。明らかに精神障害の症状があれば強制診療(精神鑑定)を受け、結果によって、都道府県知事の命令で措置入院させることになる。

|

« 病に克つ! 統合失調症2 | トップページ | 身体香るガム »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11205/5648588

この記事へのトラックバック一覧です: 病に克つ! 統合失調症3:

« 病に克つ! 統合失調症2 | トップページ | 身体香るガム »