« 夢占い | トップページ | 病に克つ! 飛蚊症2 »

2005/10/24

病に克つ! 飛蚊症1

 青空を見上げたり、白い壁を見つめると、目の前に虫や糸くずなどが浮かんでいるように見えることはないだろうか。視線を動かすと一緒に移動し、まばたきをしても消えない。蚊が飛んでいるように見えることから飛蚊症(ひぶんしょう)と名付けられた症状だ。
 私たちの眼球の中には、ゼリー状の硝子体(しょうしたい)が詰まっている。この硝子体の濁りが飛蚊症の正体だ。その原因はいくつかあるが、生まれつきのものは、通常は胎児のうちに消失するはずの組織(胎児のうちは硝子体の中に血管が走っている)の一部が残っているためだ。これは飛蚊症の中でも程度が軽く、進行もしないので心配ない。
 生後あらわれる飛蚊症は、ゼリー状の硝子体のところどころに小さな空洞が生じるためだ。空洞といっても中は水のような液体なので、これを離水(りすい)という。これが網膜に映るわけだが、これ自体はさほど心配ない。
 中高年になってあらわれる飛蚊症は、硝子体が収縮して、ぴったりくっついていた網膜と離れる硝子体剥離(はくり)によることが多い。網膜と接着していた硝子体の後方が混濁し、それが網膜に映るのだ。この場合、最初は一つの黒い大きな輪のように見えるが、やがて小さな複数の黒点に数が増え、位置が変わってくる。老化現象として起こることが多いが、強度近視の人や、目を打撲したときにも起こることがある。これは進行すると視力低下も起こるので、眼科で受診を。

|

« 夢占い | トップページ | 病に克つ! 飛蚊症2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11205/6549746

この記事へのトラックバック一覧です: 病に克つ! 飛蚊症1:

« 夢占い | トップページ | 病に克つ! 飛蚊症2 »