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2005/10/26

病に克つ! 飛蚊症3

 視野に黒い点やゴミのようなものが見える飛蚊症(ひぶんしょう)の多くは心配ない。だが、黒い点の数が増えたり、視力が急に落ちたときは、網膜剥離(はくり)や硝子体(しょうしたい)出血が起こっている可能性がある。放っておけば視力を失うことがあり、すぐに眼科で診察を受ける必要がある。
 網膜に裂け目ができる網膜裂孔(れっこう)だけなら、裂け目の周囲にレーザー光線を当てる光凝固術で、網膜がはがれるのを防ぐ。比較的、簡単な手術なので外来で行う。
 網膜裂孔が進んで網膜がはがれる網膜剥離が起こっていれば、網膜を元の位置に戻す網膜復位術を行う。これには、目の中の硝子体をとり、特殊なガスやシリコンオイルを入れる「硝子体手術」や、目の外側にシリコンスポンジ材をあてものとして縫い付ける「経強膜術」など、いくつかの方法がある。入院期間は1~2週間。90%以上は手術によりはがれていた網膜が再接着し、視力を回復することができる。
 網膜に裂け目ができて出血する硝子体出血の場合は、出血が続いているようなら部位をレーザー光線で凝固し、硝子体の中の血液が吸収されるのを待つ。いつまでも血液が吸収されなければ、血液を取り除く手術が必要で、入院期間は1~3週間ほど。
 手術後は、眼内の状態が落ち着くまで1~3か月かかる。デスクワークなら手術後1か月程度、運転や重労働なら2か月程度で仕事に復帰できる。

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