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2005/11/21

新型インフルエンザ1

 不気味な兆候がある。03年12月以来、東南アジアで、鳥インフルエンザの人への感染が相次いでいるのだ。これまでベトナム、タイ、カンボジア、インドネシアの4カ国で、121人が感染し、62人が死亡している。今は鳥から人への感染だが、もしウィルスが変異して人から人に感染するようになれば、爆発的に流行する新型インフルエンザになる可能性が強い。
 新型インフルエンザが初めて登場したのは1918年スペインインフルエンザだ。世界中で6億人が感染し、3千万人が死亡したと推定されている。日本でも2380万人の患者と39万人の死亡者を記録している。それを含めて、過去4回発生し、そのたびに膨大な感染者と死者を出してきた。
 WHO(世界保健機関)は今年5月、「世界インフルエンザ事前対策計画」を発表。発生や感染状況などを6段階に分けて各段階での対策目標を示し、各国に対策プランの策定を勧告した。ちなみに現在は「フェーズ(段階)3」(数字が大きいほど感染拡大)の段階だ。
 10月には、新型インフルエンザ対策をテーマに2つの国際会議が、米ワシントン(参加79カ国)とカナダのオタワ(同30カ国)で開かれ、各国が協力して警戒態勢をとることを確認した。
 日本でも、10月28日に厚生労働省が「新型インフルエンザ対策推進本部」を設置、11月中に感染の広がりに応じて何をすべきかをまとめた行動計画を策定する。新型インフルエンザがいつ出現してもおかしくない状況なのだ。

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