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2005/11/22

新型インフルエンザ2

 インフルエンザウィルスは、いくつもの型がある。毎年流行するのは主にAソ連型(H1N1)とA香港型(H3N2)で、一度感染すれば免疫ができるし、予防ワクチンを接種すれば軽くてすむ。
 それに対して新型インフルエンザとして登場する可能性が高いのは、東南アジアで人への感染が確認されている鳥インフルエンザのA型(H5N1)だ。これが変異して人から人に感染するようになれば、誰も免疫を持っていないので大流行すると予想されている。
 通常のインフルエンザと同じくワクチン接種で予防できるが、新型のウィルスなので、ワクチン生産は最短でも半年程度かかるとされる。供給が始まっても、当初は必要な量を満たせないだろう。
 そこで注目されるのが抗インフルエンザウィルス薬だ。この薬はウィルスそのものの増殖を抑える作用があり、新型インフルエンザにも有効とされる。リン酸オセルタミビル(商品名タミフル)、ザナミビル水和物(商品名リレンザ)、塩酸アマンタジン(商品名シンメトレル)などがある。発症(発熱)から48時間以内に使用すれば重症化を防げる。
 WHO(世界保健機関)は、新型インフルエンザには、リン酸オセルタミビルとザナミビル水和物を選択するのが望ましいとしている。国内では昨シーズン(04~05年)、それぞれ1420万人分と36万人分が用意され、広く使用された。新型インフルエンザに備えて2500万人分の確保が必要とされている。

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