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2005/12/19

病に克つ! エイズ1

 今年も12月1日に「世界エイズデー」を迎えた。この日は、1988年、WHO(世界保健機関)がエイズのまん延防止と患者・感染者への差別・偏見の解消を図る目的で提唱したことに由来する。
 今年のテーマは「エイズ…あなたは『関係ない』と思っていませんか?」。実際、エイズに関する意識調査で「自分は感染しない」または「感染の可能性は低い」と答えた人は93%に上る(Yahoo!リサーチ、昨年11月)。大多数が他人事だと思っているのだ。
 エイズに対する関心も一時期より薄れているが、実は年々、患者・感染者は増加の一途をたどっている。昨年1年間に国内で新たに報告されたエイズ患者は385人、HIV(ヒト免疫不全ウィルス)感染者は780人で、合計数は初めて1000人を超えた。ちなみに、発症者をエイズ患者、未発症患者をHIV感染者と呼ぶ。このうち、HIV感染者の感染経路は同性間のセックスが最も多いが、エイズ患者は異性間のセックスと同性間がほぼ同数だ。HIV感染の広がりを実感している同性愛者は積極的に検査を受けるが、異性愛者は発症するまで感染に気付かないためと推測される。しかも、エイズ患者の4分の1は感染経路不明という。エイズは同性愛者だけの病気ではなくなっているのだ。
 世界エイズデーの前後には、啓発活動だけでなく、保健所では休日も血液検査(予約制)を行ったり、ボランティア団体が電話相談を開設する。これを機に、あなたも検査を受けてみてはいかが?

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