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2005/12/20

病に克つ! エイズ2

 エイズは、HIV(ヒト免疫不全ウィルス)に感染して何の治療も行わなければ5~10年後に発症する。免疫力が低下してカリニ肺炎やカンジダ症など感染症が現れる。感染症そのものの治療は難しくないが、次から次に別の感染症を起こすので厄介だ。しかし、発症前に治療を開始すれば、体内のHIVの増殖を抑え、発症を免れることもできる。
 HIV検査は、全国の保健所で行っている。匿名、無料で受けられるが、実施は月に1回、要予約というケースが多いので、電話で確認してから行くこと。血液検査なので、簡単な問診と採血だけで済む。以前は、検査結果がわかるのは1週間後だったが、最近は陰性(感染なし)なら当日知らせてくれるところも増えている。検査結果が陽性(感染あり)だったら、HIV感染症の専門医療機関が紹介される。
 HIVに感染していても、すぐに治療を始めるわけではない。免疫状態を示す「CD4陽性細胞」の数が一定数あれば経過観察にとどめ、それより下がると治療を開始する。治療は抗HIV薬を3~4種類服用する「多剤併用療法(カクテル療法)」が中心になる。これでウィルス(HIV)の増殖を抑え、エイズ発症を食い止めるのだ。
 HIV感染症の治療薬は高額だが、HIV感染者は、申請すれば「身体障害者手帳」(免疫機能障害1~4級)が交付される。医療費が国から助成され、本人負担は無料になることが多い。

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