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2005/12/27

病に克つ! 救命法2

もうじき正月がやってくる。この時期に気をつけたいのが、餅(もち)をのどに詰まらせる窒息事故だ。高齢者に多いのは、噛む力や飲み込む力が弱くなっているうえに、食べ物がのどに詰まったとき、むせる反応が弱くなっているからだ。高齢者は、餅を小さく切る、汁物に入れるなどして予防するといい。
 家族などが餅をのどに詰まらせたときは、まず救急車を呼ぶが、窒息は手遅れになると命を失いかねない。それまでに試みて欲しいことがある。たとえば「背部叩打(はいぶこうだ)法」だ。そのやり方は
1. 相手を横向きに寝かせ、自分は相手の前に回って立てひざになり、自分の足で相手の胸を支える
2. 片手で相手のあごを持って口を開かせ、顔を支える
3. もう片方の手は相手の背中に回し、手の付け根辺りで、肩甲骨と肩甲骨の間を強く4~5回叩く。口の中を見て、餅が出てきたら取り除く。
 それでだめなら、「ハイムリック法(上腹部圧迫法)」を試す。このやり方は
1. 相手は足を伸ばして座らせ、自分は背中側に回って、相手を抱えるように腕を回す
2. 片手で握りこぶしを作り、相手のみぞおちのやや下に当て、もう一方の手でこぶしを作った手首の関節部を握る。
3. 脇を引き絞りながら、両手に力を込めて、相手のみぞおちを圧迫しながら上に押し上げる。嘔吐(おうと)させることで、のどに詰まったものを吐き出させようというのだ。ただし、意識が無い場合や、妊婦、1歳未満の乳児には行ってはならない。

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