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2006/01/04

インフルエンザ3

 主に5歳以下の小児が、急に高熱を出して全身が痙攣(けいれん)したり、意識障害を起こすインフルエンザ脳症。痙攣は左右対称に起こるのが特徴だ。意識障害は、意識を失うほかに、意味不明な言葉を発する。両親が分からない、自分の手を噛む、アニメのキャラクターが見えるなどの例がある。
 年間100~500人がかかり、発症から数日以内の死亡が約30%、助かっても25%に脳性マヒなどの後遺症を残す病気だ。
 インフルエンザウィルスによる合併症の一つで、炎症性物質の影響で血液の外に水分が漏れるなどして脳が腫れるのが原因と考えられている。小児が特定の強い解熱剤を使った場合に起こりやすい。ジクロフェナクナトリウム(商品名:ボルタレン)、メフェナム酸(同:ポンタール)、アスピリン(同:大人用バファリン)などだ。アセトアミノフェン(同:小児用バファリン)は比較的安全とされている。
 厚生労働省の研究班がつくった治療指針では、ウィルスの増殖を抑える抗ウィルス薬タミフルを投与し、炎症を抑えるステロイド薬メチルプレドニゾロンの短期集中投与などを実施する。200人を対象にした調査では、ステロイド薬を発症3日目以降に投与しても約8割が死亡または重い後遺症を残すが、1日目ならほぼゼロ、2日目なら半分程度になるという。
 インフルエンザ流行期に、5歳以下の子が高熱、痙攣、意識障害といった症状があったら、すぐに病院で診てもらう必要がある。

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