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2006/01/16

病に克つ! おたふくかぜ1

 おたふくかぜが子どもたちの間ではやっている。3~4年おきに流行するが、前回流行したのは2001年。定点(全国約3000カ所の小児科)から報告のあっただけで患者は約25万人にのぼった。今回の流行は、昨(2005)年の夏ごろから患者が増え始め、今も続いている。
 おたふくかぜは流行性耳下腺炎(じかせんえん)ともいい、唾液(だえき)を通じて空気感染または接触感染でうつる。そのため、保育所、幼稚園、小学校など子ども同士が密接に接触するところで流行する。感染すると2~3週間の潜伏期間を経て、耳の下からアゴにかけて腫れてくる。通常は片側から始まり、1~2日のうちに両側が腫れて痛む。腫れは3日くらいでピークを迎え、1週間から10日で完全に消える。小さい子はほとんど発熱しないが、年齢が高くなると発熱しやすく、小学校高学年では40度の高熱になることもある。
 感染する年齢は3~6歳が約60%を占めるが、大人も感染することがある。感染しても30~40%は症状が出ないが、症状が出ない人も含めて一度感染すると免疫ができて二度とかからない。3~4年おきに流行するのは、免疫のない子たちが3~6歳に達する周期と思われる。
 おたふくかぜに効く薬はないが、症状に合わせて鎮痛解熱剤などを使う。合併症を起こさなければ、おたふくかぜは軽い病気だ。学校保険法で第2種の伝染病に指定され、耳下腺が腫れている間は人に感染させやすいので、腫れが消えるまで出席停止とされている。

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