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2006/01/17

病に克つ! おたふくかぜ2

 感染すると「おたふく」のように耳の下からアゴにかけて腫れるおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)。この病気そのものは軽いが、合併症を起こすことがある。多いのが髄膜炎(ずいまくえん)で、おたふくかぜ患者の約10%が発症する。腫れが出る前後に、頭痛、発熱、おう吐、けいれんなどの症状が出る。髄膜炎は脳やせき髄を包む髄膜に細菌やウィルスが侵入して起こるが、おたふくかぜ(病原体はムンプスウィルス)の場合は2週間程度で治り、後遺症が残ることは少ない。
 思春期以降の男子は、10~30%の頻度で睾丸炎(こうがんえん)を発症する。耳下腺の腫れがひいてから8日以内に発症することが多く、睾丸がパンパンに腫れて痛み、頭痛や発熱を伴なう。3~7日続き、精子をつくる精巣(せいそう)が萎縮することがある。片側だけのことが多いが、両側に起こると男性不妊の原因になることも。
 聴力障害(難聴)を合併することもある。めまい、耳鳴り、ふらつきなどとともに、耳が聞こえにくくなる。耳下腺の腫れがひくと治ることが多いが、まれに回復せず難聴が残ることも。多くは片方の耳だけなので日常生活に支障はない。そのほか、きわめてまれに、すい炎、腎炎、心筋炎、乳腺炎、卵巣炎、関節炎、視神経炎などの合併症が起こることがある。
 おたふくかぜは、年齢が高くなるほど高熱を出し、重い合併症を起こすことがある。先にあげた症状があれば、早めに検査・治療を受けるようにする。

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