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2006/01/11

病に克つ! じんましん3

 子どもがじんましん(蕁麻疹)になると、母親は食べ物や薬が原因と疑いがちだが、実際は原因が分からないことが多い。食事の直後にじんましんが出たら食品が原因と思うかもしれないが、いつもは何ともない食品でも、風邪をひくなど病気のときや疲れていると、じんましんが出ることがある。
 オムツや下着のゴムの圧迫が原因だったり、爪でひっかくと出ることもある。プールに入ったり冷たいものに触れると出る「寒冷じんましん」、運動や入浴など汗をかくと出る「コリン性じんましん」、日光に当たると顔や首、手などの露出部に出る「日光じんましん」など、さまざまな原因がある。
 子どものじんましんは一過性や急性が多く、1カ月以上続く慢性じんましんは少ない。が、まれにアナフィラキシーと呼ばれる重症で生命にかかわる症状もある。皮膚だけでなくのどや気管支も腫れて、ゼーゼーと呼吸困難を起こしたり、血圧低下や意識消失がみられることもある。こうなったら一刻も早く適切な処置(エピネフリンの注射など)が必要なので、「119番」に症状を伝えて救急車を呼ぶこと。
 消化器が十分に発達していない乳幼児は食事が原因でじんましんを起こしても、成長につれて治ることが多い。が、中には原因が食事からスギやハウスダストの吸入に移行することもある。治療は大人と同じように、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を服用する。症状がおさまっても、薬の服用はしばらく続ける必要がある。

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