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2006/02/21

男女産み分け2

 産科では胎児の性別診断をエコー(超音波検査)で行っている。超音波なら母胎にも胎児にも影響を与えずに胎児の外性器を観察できるからだ。太ももの間にペニスがあれば男の子、木の葉型の陰影が認められれば女の子だ。
 多くの産科は性別診断を妊娠26週以降に行うことにしている。妊娠22週以前だと中絶が可能なため、胎児が自分の希望しない性別の場合は中絶を求められる恐れがあるからだ。
 胎児は最初のうち男女とも同じ形状をしているが、6~7週ごろからホルモンの作用でそれぞれの外性器が発達を始め、妊娠13週くらいになるとエコーによる性別診断が可能になる。この頃に産科医が胎児に異常がないかエコーで調べれば性別も分かるが、先に述べた理由で妊婦には知らせないのが普通だ(この時期は外性器が未発達なので見誤ることもある)。
 もっと早い時期に胎児の性別を判定する方法もある。妊婦の血液中には胎児の細胞が含まれているため、妊婦から血液を採取して胎児のDNAを抽出し、Y染色体(男性のみに存在する)の遺伝子が検出されれば胎児は男の子、なければ女の子ということになる。
 この方法による性別診断は妊娠6週以降に可能になる。胎児は数㍉の大きさで外性器も未分化だが、遺伝子診断なら性別が分かるのだ。ただし、この胎児DNA検査は、染色体異常による疾患を診断するためのもので、性別診断が目的ではない。もちろん、胎児の性別は妊婦にも知らせない。

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