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2006/02/13

病に克つ! クラミジア1

 かつて一番多い性感染症といえば淋病(りんびょう)だったが、1992年以降はクラミジアがトップに立っている。感染者は10代後半から20代を中心に100万人といわれている。旭川医大の研究グループが、ある県の高校生男女約3000人を対象に調べたところ、男子生徒は7.3%、女子生徒は13.9%が感染していた。産婦人科で行う妊娠検査でも3~5%に感染が見られるという。
 クラミジアは細菌の仲間で、昔は眼病のトラコーマを引き起こす病原体として知られていた。国内でトラコーマはほとんど見られなくなったが、かわりに性病として感染者を増やしているのだ。
 性行為で感染するが、性交だけでなくフェラチオやクニリングス、アナルセックスでも感染する。感染すると1~3週間の潜伏期間を経て、女性はおりものの増加、下腹部痛、性交痛、男性は軽い排尿痛、かゆみ、陰のうの腫れがあらわれることがある。しかし、女性の7~8割、男性の5割は無症状なので、自分が感染したことに気づかない人が多い。
 症状が乏しく軽いため「性器のかぜ」などと軽視されることがある。が、放置すると女性の場合はクラミジアが体内で増殖して、子宮から卵管に入って骨盤内に広がる。卵管が炎症を起こすと不妊症や子宮外妊娠、早産や流産の原因になる。骨盤内の炎症が広がると腹膜炎を起こす。男性の場合は、尿道炎や副睾丸(こうがん)炎、慢性前立腺炎、さらに男性不妊の原因になることもある。

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