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2009/12/02

睡眠薬2

 不眠症に悩んでいるのに、睡眠薬による治療に抵抗感を持つ人が多い。確かに以前の主流だった「バルビツール酸系」の睡眠薬は、依存性が強く耐性も生じやすいため、使い続けていると効き目が落ちて服用量が増える傾向にあった。しかも、脳幹を含めた中枢神経を抑制するため、大量に飲むと呼吸が抑制されたり血圧が下がって死に至ることもあった。
 それに対して今の主流の「ベンゾジアゼピン系」の睡眠薬は、大脳辺縁系を中心とする情動中枢を抑制し、興奮や不安を抑えて眠りに導くため、依存性や耐性が生じにくく、また大量に服用しても生命の危険はないとされる。
 とはいっても、薬だから副作用はある。筋弛緩作用があるため、お年寄りが夜中にトイレに行こうと起きたときに転ぶと骨折する恐れがある。そういう場合は安全のため、這っていくと良い。効き目が弱いので量を2倍、3倍に増やすと「奇異反応」といって、かえって興奮して眠れなくなることがあるので服用量を守ること。
 また、お酒と一緒に飲むと、入眠前や途中で覚醒したときの言動を覚えていないことがあるので絶対にやってはいけない。翌朝目覚めた後も眠気やふらつき、倦怠感が残っているときは、服用量が多過ぎた可能性があるので、医師に相談すると良い。なお、服用を突然中止すると、不安感が強くなることがあるので、徐々に服用量を減らす必要がある。

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