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2010/07/16

眠れてますか? 3

 不眠でお医者さんに診てもらった人の中に、睡眠薬だけでなく抗うつ剤も処方されることがある。うつ病が原因の不眠症と診断されたからだ。
 今の抗うつ剤はSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が主流だ。「デプロメール」「ルボックス」「パキシル」「ジェイゾロフト」などの製品名で出ている。SSRIは落ち込んだ気分を引き上げる働きがある。飲み始めて効果が出るまで2~3週間かかるので、即効性のある抗不安薬を併用することが多い。
 確かに落ち込んだ気分が改善される人が多いのだが、少数ながら悪化するケースが報告されている。たとえば、SSRIを服用し始めた直後に、未遂も含めて自殺を図る人がいる。服用を開始すると一時的にうつ病が悪化するためとも、重症で自殺するエネルギーもなかった患者が薬で元気が出て自殺を図るとも考えられている。
 また、抗うつ剤を飲み始めると、そう状態になる人もいる。饒舌になる、自分を過大に評価する、他人に干渉する、妄想する、食欲や性欲が高まるなどの症状だ。うつ状態が軽度の人やそううつ病の人がSSRIを処方されたケースが多いとされる。うつ状態とそう状態を交互に繰り返すそううつ病の人が、そう状態のときにSSRIを服用すると、そう状態が激しくなるのだ。抗うつ剤を服用している人とその家族は、こうした副作用に注意する必要がある。

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