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2011/09/01

蓄膿症3

 蓄膿症が慢性化して、鼻たけ(ポリープ)ができていたら手術が必要になる。鼻たけは白い水ぶくれのようなコブで、これが鼻づまりを起こしたり嗅覚を鈍くしている。
 蓄膿症の手術というと、昔は歯茎から広く切開して、炎症を起こしている副鼻腔の粘膜を根こそぎ取り去る手術が一般的だった。しかし、今は内視鏡を使った手術が一般的で、身体への負担が少なくて済む。
 具体的には、全身麻酔をした上で、鼻の穴から直径 4㍉の内視鏡を入れ、モニターに映った患部の画像を見ながら、内視鏡の先端に取り付けた鉗子(かんし)で腫れた粘膜を切除する。鼻たけがあれば、それも切除する。さらに、副鼻腔と鼻の穴をつなぐ小さな穴(自然孔)を広げて空気の通り道を確保する。
 蓄膿症になると、副鼻腔と鼻の穴をつなぐ自然孔がふさがってしまう。そのため副鼻腔にたまった膿が排出できず、骨を圧迫して痛みを覚えたりする。そのため、内視鏡手術で自然孔を広げて膿が出るようにするのだ。
 全身麻酔なので、患者は麻酔から覚めたら手術が終わっている。ただし、鼻の中は出血しているため綿球が詰められており、口で呼吸しないといけない。3~4日すると出血が止まり、カサブタができると鼻呼吸できるようになる。
 手術の入院期間は通常なら1週間前後。健康保険が適用されるが、入院代を含めて自己負担額は 20~30万円前後だ。

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