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2012/03/28

EDの原因 2

 高齢になるほど ED(勃起不全)に悩む人が増える。専門的には「性交時に十分な勃起が得られないため、あるいは十分な勃起が維持できないため、満足な性交が得られない状態」と定義されている。
 ただし、年をとることで EDになるわけではない。年をとって糖尿病、高血圧症といった EDを引き起こす病気になったり、EDを引き起こす治療薬を服用する機会が増えるからだ。
 薬では、高血圧症の人が服用するβ遮断薬、レセルピン、メチルドパなどの降圧剤がうつ状態を引き起こし、その結果、性的興奮が抑制されて EDになることが知られている。別の降圧剤のクロニジンは、脳からペニスの海綿体への神経伝達が抑制されて EDを起こす可能性が指摘されている。また、降圧剤は血圧を下げるため、ペニスに血液を送り込む圧力が低下して十分に勃起しないことがある。
 一方、降圧剤の中でも血管を拡張して血圧を下げるタイプのα遮断薬や ACE阻害薬は、むしろ EDを改善することがあるとされている。β遮断薬などの降圧剤で EDになったと思われる場合は、α遮断薬などに変えると EDが改善するかもしれない。主治医に相談すると良い。
 コレステロール値が高い人が服用する高脂血症治療薬のスタチンでも EDを起こすことがある。男性ホルモン(テストステロン)の血中濃度を低下させるからだ。
 このほか、抗うつ薬、抗精神病薬、鎮痙(ちんけい)薬などの副作用で EDが起こることがある。

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